江古田駅から南下。都営地下鉄新江古田駅近く江古田の森公園の南側の江古田氷川神社へ。
自転車を走らせながら、西武池袋線の江古田駅は練馬区にあって「えこだ」。練馬区内の施設・店名等も「江古田」の読みは「えこだ」。中野区にある都営地下鉄線の新江古田駅の「江古田」は中野区にあって「えごた」。今向かっている神社は「えごたひかわじんじゃ」などとどうでもいいことを思い浮かべる。
境内にはいると時期柄七五三の参詣での家族連れが昇殿待ち。待ち時間手持ち無沙汰な子どもは、社務所の周囲を走り回っている。
本社を参拝して、本殿向かって左側、植え込みの中の末社群に稲荷神社、熊野神社と並んで北野天満社が鎮座。小さな石祠。
由緒
江古田氷川神社
旧江古田東西(鷺宮境)十六町、南北八町全域の鎮守である。口碑によれば寛正元年(一四六〇)の創祀とされる。文明九年(一四七七)道灌と豊島氏が戦った古戦地である。牛頭天王さまと称したが、元禄九年(一六九六)氷川神社とする。弘化三年(一八四六)社殿を改築。現社殿および境内整備一新は数年がかり、昭和七年十月竣工した。大祭には毎年かかさず古式豊かにお練り行列(約二千名)をし、獅子舞の田楽舞の正しい舞法(約七〇〇年前)を伝え、郷土芸能とし、東京全土にならしている。
(『東京都神社名鑑』より)
北野天満社
不明。明治17年に片山村と江古田村が一時合併した際に、中野区松ヶ丘の北野神社が江古田氷川神社に所属したが、この経緯となにかしらの関係(分霊?)があるのかもしれない。














所在地:東京都中野区江古田3-13-6