柿の木坂から下馬、上目黒を通り、目黒区青葉台。山手通り沿いのコンビニで糖分補給し、コンビニ向かいのキャット・シェルター、Smile Catで里親募集のネコをガラス越しに愛で、目黒川を越えて北野神社へ。地図アプリの指し示す場所に神社らしきを見つけられず、ピンの立ったブロックの周囲を巡ると、キンケロシアターの向かいに鳥居。しかし鳥居の先には神輿庫。境内に入ると神輿庫の横に石祠。つまりは参道が直角に曲がっている。足祠の前の本坪鈴は金属製のパイプに吊り下げられている。
狛犬は他では見ない顔立ち。かなりの年期を感じる手水鉢には、宝珠とキツネが彫られているようだが、宝珠が茶釜に見える。分福茶釜に登場するのはタヌキだから茶釜ってことはないか。
由緒
およそ1700年頃創建。農民が土の中から菅原道真公の像を発見し、鎮守と崇め北野神社を創建したと言われております。
(上目黒氷川神社ホームページより)
天満宮 同所駒場野、道玄坂より一町半ばかり東の方にあり。相傳う、往古この地の農民市平衛というもの、地を穿ちて小さき壺のうちより、印子の管神の像を感得せりといふ。坐像、一寸四五分とぞ。此の地に宮居を営みて、鎮守に崇むるといふ。昔の菅神の像は、賊の為に奪われたりとて、今一尺ばかりに石を以て造れる菅神の像を宮中に安置す。往古神體を堀り穿ちたりし地は、封じて松を栽ゑて験とす。其松は宮居より半町許西の方にして、今中川候の山やしきの中に入ると云う。
(『江戸名所図会』)
















所在地:東京都目黒区青葉台1-16-2