9月の三連休。2日目と3日目の天気はあまりよくないとの予報で、初日に外出。普段は自転車ポタリングだか、今日は電車を使っての散歩。京王線で調布駅。上京して大学2年生まで、社会人になって3年を過ごしたのが調布市。京王線に乗ると懐かしい思い出が蘇る。20年前は地上ホーム、今は地下ホーム化し、駅舎はまだまだ工事中の調布駅から徒歩で甲州街道を越えて布多天神社。調布市にのべ5年間住んでいながら、今回が初の参拝。境内の広さ、社殿の立派さ、そして、1,000年以上も遡る由緒に驚く。御神牛は、これまで都内で見てきたものでは最大かも。
調布駅に戻る途中、東口のラーメン屋が並ぶ通りに「たけちゃんにぼしらーめん」を見つけ、ランチで入店。社会人3年目に深大寺の店舗が話題になったラーメン店。20年以上も続いている。懐かしくも飽きない一杯を堪能。
祭神
少彦名命と菅原道真公を本殿に祀る。
由緒
当神社は延喜式(第六十代醍醐天皇の延長五(九二七)年に制定された法典)、第九巻に名を列ねる多摩郡でも有数の古社である。もと多摩川畔の古天神というところにあったが文明(一四六九〜八七)年間多摩川の洪水を避けて、現在地に遷座された。其の折、少名毘古那神に菅原道真公を配祀したと伝えている。
社伝によれば往古、広福長者という人が、当社に七月七日参詣して神のお告げをうけ、布を多摩川にさらし調えて、朝廷に献上した。これが本朝における木綿の初めとされる。帝この布に調布(テツクリ)と名づけられ以来、この辺りを調布の里とよぶようになったという。
本殿は宝永三(一七〇六)年、覆殿は昭和四十年、幣殿拝殿向拝は昭和六十年の造営にかかる。(社殿約七十二坪)
毎月二十五日の例祭日に奉納神楽があり、境内は市がたち参拝者で賑わう。末社に金刀比羅神社、稲荷神社、御嶽神社、祓戸神社、疱瘡神社、大鳥神社、厳島神社がある。
(境内掲示より)


































所在地:東京都調布市調布ケ丘1-9-1
外部リソース
- 布多天神社(ウィキペディア)
- 東京都/調布市/祈祷/ご婚礼/学業祈願/【布多天神社】
Additions
『江戸名所図会』 布田天神社
布多天神社 上布多驛舎の辺より右の方、四丁ばかりにあり。別当は真言宗にして、広福山栄法寺と号す。祭禮は、隔年9月25日に修行す。当社祭神詳らかならず。いま菅神を相殿に勧進して二座とす。当社、昔は多磨川の岸頭にありしが、洪水の難に罹るの後、いまの地へ遷すとあり(いまもその地に、元天神と稱称して小祠を存せりといへり。)