#123. 北野神社(中村八幡神社境内)

前日に続き、自転車で菅公巡拝。突き抜けた青空とまではいかないものの、陽が見え隠れする。まずは練馬区中村の中村八幡神社。猫が境内でくつろぐ神社との事前のネット情報を期待したが、どこにも猫がいない。猫に餌を与えるときの注意書きがあるから、猫の集会所なのだろうが。
菅原道真公は本殿向かって右側の末社の北野神社に祀られる。腰の高さぐらいの祠で見下ろして参拝するのも気が引けたのでしゃがんで参拝。しゃがんだ姿勢での二礼二拍手一礼が意外と難しい。

由緒

中村八幡神社

この八幡神社は旧中村の村社で、祭神は応神天皇です。「新編武蔵風土記稿」に「村ノ鎮守ナリ、南蔵院持」とあります。南蔵院はここから東方約四〇〇メートルにある真言宗の古刹で、江戸時代は当社の別当寺でした。
本殿は、社伝によると、江戸時代前半のものといわれ、練馬区内でも屈指の古建築物です。
境内本殿向って左手にある文十三年(一八三〇)奉納の御手洗石に卍の彫刻のあるのが目につきます。神仏混淆時代の名残りをとどめる石造遺物として注目されます。記念碑のまわりには、むかし若者たちが力競べに興じた力石があります。なかには目方が彫ってあるものもあります。
当社裏の一角に「首つぎ地蔵」があります。首と別々にあった地蔵尊が、信心深い二人のひとの夢枕に立った結果、首と体を継ぐことができたと言い伝えられています。その名にちなみ昭和初期の不況時代には「首切り」を免れようと、参詣者でにぎわったといいます。ここは廃寺となった南蔵院の末寺・西光寺の旧地にあたります。地蔵堂の前の石造物がわずかにその面影を残しています。
(練馬区教育委員会による境内掲示より)

北野神社

詳細不明。『新編武蔵風土記稿』には、「八幡社 村ノ鎮守ナリ。南蔵院持下持同シ ○稲荷社○大神社○辨天社○水神社○三峯社○金比羅社」とあり、北野神社に関する記載はない。

所在地:東京都練馬区田柄5-27-27