#125. 北野神社(練馬区東大泉)

自転車を押して石神井公園を抜け、大泉学園駅。駅西側の踏切で久しぶりの開かずの踏み切りを経験する。踏切待ちの間、辺りを観察すると、北野神社の神燈。目指す東大泉の北野神社は、御祭礼のようである。
神社に着くと読みどおり、祭りの最中。参道には屋台が立ち並ぶ。参拝を終え、御朱印をいただきに社務所に。あらかじめ書かれたものか、これから書くものかどちらがいいか聞かれたが、祭りの日は神職の方も忙しく、待ち時間があるだろうなと思い、Ready Madeのものをいただく。参道で屋台の誘惑に引き寄せられそうになるが、コストパフォーマンスに見合った、「これは」というものが見つからない。

由緒

当社は、江戸時代土支田村の番神様と呼ばれ、村民の崇敬を集めていました。番神様とは法華宗(今の日蓮宗)の独特の三十番信仰 — 神仏混淆時代に、一ヶ月三十日を神々が毎日交代で守護する — のことです。
明治政府はそうした神仏習合の思想を禁止し、三十番神の名称を廃止させました。以来当社は菅原道真公を祭神とし、北野神社と呼ぶようになりました。この辺は明治初年上土支田村となり、同二十四年大泉村、昭和七年東大泉町と変わりましたが、その中で当社は明治五年村社に列格し、最近では「大泉天神」と呼ばれて親しまれています。
道真公は学問の神様です。毎年初詣から春の受験期にかけて、合格祈願の人々が奉納する絵馬で絵馬掛けがいっぱいになります。
(練馬区教育委員会による境内掲示より)

別称

大泉天神

所在地:東京都練馬区東大泉4-25-4

外部リソース