#151. 浜宮天神社(加古川市)

山陽電鉄・浜の宮駅から浜の宮天神社。駅から徒歩5分ほどの距離。今日1日なんとか持ってと願った曇り空も、残念ながらフーディーではしのげなさそうな雨。境内には横参道から。表参道は、南側にありクロマツの繁る浜の宮公園のほう。この天神社もまた菅原道真公の手植えの松の伝説が由緒となっている。
植樹は宗教的シンボルのひとつ。植樹が歴史で果たしてきた農業的・政治的・宗教的意義、近現代の植樹祭、記念植樹・皇室の全国植樹祭への列席といったこととのつながりを読み解いてみるとおもしろいかもしれない。

祭神

菅原道真公を主祭神に大国主命・少彦名命を配祀する。

由緒

当神社は学問の神様として広く世人に崇敬されている贈太政大臣正一位菅原道真公を主祭神に、脇殿に大国主命、少彦名命をお祀りする神社であります。
延喜元年(901年)菅公筑紫左遷の砌当地に御休息され海上の平穏と萬民の幸福を祈願され記念に松樹を植えられました。後世の人、公の徳を追慕し長和元年(1012年)小祠を建てお祀りしたのが起源で、文安元年(1444年)八月三十日社殿を建立し特に学問の神としてお祀りしています。
天文五年(1536年)七月領主赤松政村殿より社領十五石が寄せられ元和五年(1619年)十月京都所司代板倉伊賀村殿より社領十石並に境内地七十五町歩の寄進があり、寛文十三年(1673年)* 大改築が行われ、雄大荘厳な社殿が竣工し宏大な境内地を有し社頭大いに栄えていました。其の後約百年毎に大修理が行われ明治六年郷社に列格されました。
昭和四十八年九月より大改築を行い昭和五十年三月現代の社殿が完成しました。誠に忝くも「我を信ずる輩は諸の悪事災難風波の難を救はん」との御神託を伝え、学業成就、縁結び、家業繁栄、交通安全の神様と仰がれています。
* 一説によると寛文十二年(1672年)
(浜宮天神社ホームページより)

所在地:兵庫県加古川市尾上町口里770

外部リソース