人丸前駅から須磨寺駅。いよいよ神戸市。神戸市は、小学校の時に、神戸港の人工島ポートアイランドで開催された博覧会「ポートピア’81」で来て以来、つまり35年ぶり。須磨寺駅から通りに出たすぐのところに長田神社元宮。須磨の旧家・前田家の邸内だった場所で、菅原道真公の大宰府下向の道中、須磨に上陸した際、前田家から井戸の水を汲みもてなしたところ。その後、「菅の井」と呼ばれる井戸は、大正8年に前田家の敷地に旧須磨警察署が建てられた際に埋められ、すぐ横に井戸を掘って偲ばれていたが荒廃、平成20年に復元されたものが長田神社元宮の小さな社の横に、「菅公手植えの松跡」とともに史跡として残される。
由緒
長田神社元宮
以前は元宮長田神社があった場所は、須磨の旧家前田家の邸内でした。前田家と、長田区にある長田神社とは深い関係があり、 證誠神社が栄えて須磨一帯を氏子地とする中世以前、須磨が長田神社の氏子地だった頃の名残りだと思われます。(須磨観光協会ホームページより)
菅の井
菅原道真が左遷される道中に須磨に上陸した際、須磨の旧家・前田家から井戸の水をくんで差しあげたところ、大いに喜ばれて自画像を前田家に与えたといわれています。前田家では、その井戸を「菅の井」と名付け、この水で銘酒「菅の井」を作って毎年太宰府天満宮へ献上していたと伝えられています。また、「菅公手植えの松跡」などの史跡もあります。
(須磨観光協会ホームページより)







所在地:兵庫県兵庫県神戸市須磨区天神町5-2