歩いて兵庫駅に戻り、JRで三ノ宮駅。神戸を代表する観光、商業エリアだけあって人も多い。ここから北野異人館街に向かって登り道を15分ほど歩く。異人館街が近づくにつれ、観光客も増え、中国語や韓国語も聞こえてくる。北野天満天神社の一の鳥居の前に到着すると、境内に向かって60段の急な階段が伸びる。やはり今日も足を使う天神巡り。
階段を登り境内に上がると、右側に手水舎、左手に弊殿。幣殿では巫女さんが結婚式の御供物を準備中。幣殿のある場所は、神戸の街を臨む展望台にもなっている。さらにそこから数段階段を登り、本社殿。由緒は古いが、菅公の足跡とは関係なく、平清盛の命による創建。手を合わせ、ご朱印をいただく。インバウンドの観光客は、何を祈願してるんだろうか?
由緒
北野天満神社が国家鎮護・霊顕あらたかな学問の神様として菅原道真公をこの地に祀られてからの歴史は極めて古い。
平清盛公が治承4年(西暦1180年)6月に、神戸に京都から都を移し、いわゆる「福原の都」を遷都するに当たって禁裡守護・鬼門鎮護の神として、京都北野天満宮を勧請して祀られたと伝えておりまさに、800余年の歴史をもっている。
神社前の東西の道は古くから北部の西国街道とあって旅人の往来も多く歴史上の人物もこの道を歩いて幾多のロマン残し、殊に明治開港共に外国人がこの北野山麓に多く住み、風光を賞で、異国情緒豊かな異人館を残して神戸の名所に数えられるようになった。
人種や宗教や国籍を超えて、毎年境内で行われる北野国際まつりは、特に有名で京阪神の外国人らが集い、キリスト、ヒンズー、イスラム教などによる世界平和の祈願や、フェスティバルが盛大に催される。
(境内掲示より)





















所在地:兵庫県兵庫県神戸市中央区北野町3-12-1
外部リソース
- 北野天満神社(ウィキペディア)
- 港が見える丘の神戸北野天満神社/神戸市中央区北野町