ときわ台での仕事を終え、オフィスのひとつがある六本木に。午後1時を過ぎていたが、昼食もとってなかったので、食事がてら六本木交差点に向かう。この六本木交差点から徒歩3分もない距離のところに朝日神社。ここもまた、菅原道真公が祀られている。
神社の入り口に待ち合わせのビジネスマン。参拝しているときにこのビジネスマンが、神職の方と社務所横の建物に入っていった。どんな用件だろうか?スーツに身を包んだビジネスマンと、袴に身を包んだ神職という組み合わせに下世話な妄想が駆け巡る。御朱印を頂き、オフィスにむかう。
祭神
倉稲魂大神、市杵島姫大神、大國主大神、大山祇大神とともに菅原道真公を合祀。
由緒
朝日神社
當神社は旧記によれば旧暦天慶年中(西暦九百四十年)草創と伝えられ、はじめ市杵島姫大神(弁財天)を祭り当地の鎮守の社として広く庶民に尊信されて居り、後伝う処によれば織田信長公の室朝日姫(清心尼)が、澁谷に住す嘗て長者ヶ丸を過ぐる折、叢中に光有りて旭陽の白露に映ずるが如し熟視すれば、稲荷の神像及び観音の像ありのち奉持して帰り、観音像は他の寺院に贈り稲荷の神像は暫らく草庵に祭るも后、弁財天と合祀して日ヶ窪稲荷と呼ばれたが明和年間に朝日稲荷と改称され、益々尊敬する人々多く、隆昌を極め明治二十八年朝日神社と改称する。
(境内掲示より)
菅原道真の配祀については、不明。『東京名所図会』(江戸名所図会?)には「朝日神社は、北日ヶ窪町二十二番地に在り。即ち芋洗坂の下にして、祭神は倉稲魂大神を主とし、厳島大神、大國主大神、大山祇大神、菅原大神を配祀す。」とある。





所在地:東京都港区六本木6-7-14