文子天満宮参拝後、境内東側の御土居へ。御土居は、豊臣秀吉が天下統一を果たした後、天正年間に京を取り囲むように、境界と水防のために築造した土塁。新緑のシーズンと紅葉のシーズンに解放されるもみじ苑がある。もみじ苑は公開されていないが、御土居に立つ樹齢600年、幹周り6mの、北野天満宮の大ケヤキを鑑賞。その後、菅原道真公を祀る境内社の一之保天満宮。末社が並ぶ境内東側は参拝客もまばら。
祭神
菅原道真公。
由緒
この神社は、道真公が太宰府に残された手作りの木像を持ち帰り、西の京(京都市中京区南西部 天満宮の氏子区域)北町に建てた小さな社に納め、これを『安楽寺天満宮』と称して祭られていたもので、明治になって当地へ遷された。
『安楽寺』とは、菅公の墓所になった寺で、太宰府天満宮の起源とされるが、菅公のご遺徳を偲ぶ人々によって、この寺に因んだ神社名が付けられていたと思われる(境内駒札より)。





所在地:京都府京都市上京区御前通今出川上る馬喰町